質屋さんの歴史

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質屋さんの歴史

質屋の始まりは700年前の鎌倉時代といわれています。
その時代は質物を土の倉に入れていたからでしょうか土倉とよばれました。

江戸の時代には、米やお酒に味噌なども扱っていた、庶民的な店だったそうです。

昭和の時代には、質屋はやはり庶民金融といわれ、日常社会に浸透していましたが、戦後の日本は急速に経済発展し、国民の所得が増え、時代とともにモノが余るようになりました。モノが余ると、経済の仕組みからモノの価値は下がり、質屋のビジネスが成り立たなくなって、多くの質屋が廃業していったのです。

質屋が少なくなっていく中で、その代わりに消費者金融が誕生しました。1960年頃の話です。その頃は、無担保・無保証ですぐに勤め人ならば融資する形態ができたのです。

質屋のモノを担保に融資する金融形態から、人の信用を担保に融資する金融形態に変化しました。消費者金融の大手もこの頃に誕生しています。

大阪では1960年にアコム(当時:丸糸呉服店)、1962年にプロミス(当時:関西金融)、京都では1967年にアイフル(当時:松原産業)が、東京では1966年に武富士(当時:富士商事)が創業し、サラリーマンを中心に急速に拡大していき、ますます質屋の出番が少なくなっていきました。

国内に消費者金融が認知されると、1975年以降に外資系ノンバンクや銀行系のカード会社が消費者金融業界に参入し、市場の拡大と共にすごく多くの貸し金業者が参入してきて、競争激化する中で一部の悪質業者の、高金利・過剰貸付・過酷な取立てと言うことが社会問題になりました。

こんな事もあり、適性金利で取立てがない、質屋のよさが見直された理由かも知れません。

昔は着物などの衣類が質草になり、昭和の時代は三種の家電であったテレビ、冷蔵庫、ステレオといった大型家電製品が主流で、平成になるにしたがってビデオ、ワープロ、カメラといった中型家庭製品になり、現在は、ブランド品、貴金属、宝石、高級時計などの小さく高額なモノに変化してきているのも質屋が庶民に近い存在だったのかが伺えます。

質屋さんとネットを通じて売買できるシステムが確立されたのも人気復活の理由に間違いありません。ネットで質屋を検索すると、まるで通りや商店街の様に多くのお店や、ブランド品の写真などで華やかな質屋さんが見つかります。


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